とても悲しい言葉だった『犯罪者予備軍』なんて言う保護者の声。でもみんな我が子を愛しているだけなのです

『犯罪者予備軍』だと言う人がいました。

私の息子のことを。

それは入学した小学校で縁があった保護者。

異常行動が絶えない多動児ですから…様々なお叱り、時には心無いものなどを含めるとたくさんのお言葉を頂戴したんですがそれは仕方がない。

その中でも忘れられていない辛い言葉がそれ。

息子の異常行動というのは、とにかく多動

情緒不安定。

慣れない環境ではとにかくパニック状態

授業中はもちろん座っていられない。

多大なご迷惑をおかけしているのは重々承知なんです。

周囲の方にお願いしたかったのは、そんな息子の行動に対して、基本、知らんぷりで通してくれるのが理想的なんですが…

おかん
無理に座らせようとせずそっとしてくれていればいいんです。

そうすれば、そのうち落ち着くんですが…

そんな多動児に対して

『ちゃんとしなきゃダメ!』 

なんて…指摘してしまう正義感の強いお子さんがクラスに1人や2人いるもんで…

そんな子供たちに注意されでもしたら、余計にパニック。

多動児がクラスにいますあるある

ですね。

そのパニックに陥った流れで友達に手をあげることもありました。

暴力がでてくる。

それが一番問題なんですよね。

『どんな大人になるのか想像したらゾッとする』

息子に犯罪者予備軍と名付けたその方は、そう言い放ったわけです。

それは正義感の強い立派なご子息を持つお母様。

酷いこと言いますね。

人の子に向かってよくもそんな爆弾発言をと…悔しさやら悲しみやら

とにかく色んな感情が沸き上がりました。

…とまぁ、こんなエピソード。

こんな感じの思い出が記憶に残らないほど無数にあります。

発達障害児を育てていると、形は違っていても何だかんだと辛い日々の積み重ねですよね。

辛いです。

もちろん悲しいです。

でも考え方を変えてみました。

『この子をちゃんと育てよう!』なんて誓えたのは

私が頑張れたのは…

間違いなく

そんな酷い言葉を頂いたおかげなのです。

それが原点。

おかん
そりゃ誰でも怖いですよ、小学校入学って。

子供だけでなく、保護者にとっても未知の世界。

不安だらけ。

子供に何かあったらどうしよう、この子が傷つけられたらどうしようって、私の大事なこの子を守らなきゃって…

思いますよね。

きっと。

そりゃ怖いですよね、何だか入学式から暴れまわってて、注意したら暴力振るうクラスメートがいるだなんて。

しかも知的な遅れがないもんですから、見た目はごくごく普通なんですよねADHDの人ってのは。

病気なんですって言われたところで、あまりピンとこない。

そりゃ思いますよね、なんなんだあの子は!って…

『犯罪者予備軍』

もし私があの人だったら、同じように考えたのかもしれない。

我が子を愛しているんですから。

あの母親も我が子を愛していた。

ただただ、それだけの話。

あれから10年。

けっきょく支援学級のなかったその学校では無理があったので、私たちは引っ越しをしてしまったけれど。

おかん
くっそ~あいつら!

絶対に息子をちゃんと育てて必ず見返してやる!

なんて、

今でも思いながら子育てを頑張れているのは

全て、私達を排除しようと頑張っていた

あの人たちのお陰としか言いようがない。

私に色んなことを考えるチャンスをくれてそれが私の学びに繋がったわけなので。

本当に感謝しているんです。

あの頃のクラスメートたちも元気かな?

今日も生きていてくれていると思う。

本当にありがとう。

一般人としての表現は苦手なくせに、特殊な表現は天才的な発達障害の子供たち
2019.1.27
発達障害といえば、天才児の宝庫とも言える。 そう私が思うのは、いつも発達外来での待合室。 たくさんの発達障害児が主治医の診察を待っている訳で、それだけの発達障害児の数だけ、それだけの違った特性を持ち合...
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